FXスイングトレードのススメ 埋まらない窓はない


FXだけの話ではありませんが、ローソク足には「窓」という概念があります。急激な値動きでローソク足が連続しなくなり、飛んでしまったような形になった時、そのローソク足の間にできた空間のことを窓といいます。ローソク足の間に窓を開けたように空間が出来てしまうことから、こう呼ばれているようです。

この窓は、多くの投資家から注目の対象となっています。なぜなら、窓が開くとその後の相場展開にある傾向が見られるからです。その傾向とは、「窓は必ず埋まる」というものです。

急激な値動きで窓が開いたとすると、後でその窓を埋めるようにジワジワとそのあたりに価格が戻ってきて、窓が開き始めた水準まで来ると、まるで何か一仕事を終えたかのように値動きは元のトレンドに戻っていきます。これだけ見ていると、まるで開けっ放しにしてしまった窓を後からわざわざ閉めに来ているように見えます。

この傾向は、スイングトレードでも大いに役立ちます。特に早朝に開いた窓は埋めにいく傾向が強く、早朝のウェリントン、シドニー市場で窓が開いた日の東京時間は要注意です。せっかくの儲けチャンスなので、しっかりと窓を埋めに行くポジションで利益を確保したいものです。



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