FXスイングトレードのススメ スイングの保有期間考 その1

スイングトレードが勝ちやすいと言われる理由はいくつかありますが、おそらく最大の理由はポジション保有期間の長さです。ポジションを長く保有することはFXではあまり推奨されないことですが、それはデイトレードの相場技術を使っている場合の話です。

スイングトレードの基本として、ポジションの保有期間は短くて数日、長くて1週間程度です。長くなる分には特に問題がないので、数週間に及ぶ保有期間になることも珍しくありません。

なぜ、この保有期間が勝率を高めているのでしょうか。

それは、保有期間が長くなることによって「一発勝負」ではなくなるからです。デイトレードでは1つの相場観を立てて、その相場観が当たれば利益、外れれば損切りです。勝つシナリオは1つしかありませんが、スイングトレードは違います。中期的なスパンで相場と向き合うので、少々の値動きでは動じることなく、じっくりと相場が思惑通りになるのを待ちます。その中には、当初の相場観とは異なる要因で利益が出ることもあるでしょう。いわゆる結果オーライですが、こうしたチャンスも保有期間が長いからこそ可能になることです。

そもそもスイングトレード自体がリスクヘッジの手法として生まれたものだということも、この理由を知ると頷けますね。


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