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ドテン その2
ドテン注文の成功例、やや成功例を前回ご紹介しましたので、今回は最大の懸案である失敗例をご紹介します。前回に続いて、110円で買った買いポジションを109.50で見切り、同時に建てた売りポジションがあるという想定です。
この相場が109.50で下げ止まり、再び110円を目指して動いたとしたら、この投資家の収支はどうなるでしょうか?もうお分かりですね、110円から109.50に下げた時の50pips分、そして次はドテンで建てた109.50の売りポジションで損失がでます。仮に110円まで戻したとしたらちょうど50pips、合わせて100pipsの損失となり、これをドテンの往復ビンタといいます。
なぜこのようなことが起きるかというと、一度外してしまった相場観がドテンの時にまたもや外してしまったという「2連敗」になっているからです。
もし筆者であれば、こういう時は109.50で損切りをしたのであればドテンを入れることなく一度様子見モードに戻します。いったいなぜ前回のトレードは失敗したのか?という理由が明確になるまでは次のポジションを建てません。
ここまでをお読みになった方は、「やっぱりドテンは危険」と思われたことでしょう。実際に往復ビンタのリスクがある以上、初心者の方は安易にやるべきではないと思っています。
しかし、ドテンも捨てたものではありません。ドテンが有効な場面もあります。有効性が証明されているのは、例えば米国雇用統計のように相場がお祭り騒ぎになるような時には指標発表直後の相場が一気に一定方向に動きます。100pipsを超えるような値動きも珍しくないので、そのチャンスで大きく取りたいと思う方は多いと思います。
そこで使いたいのが、ドテン注文です。ドル高に動くと予想した場合、買いポジションの指値注文を入れておくわけですが、そうならない確率も50%あるので、その場合にも儲けが出る方法を考えたいところです。そこで活躍するのが、逆指値とドテンです。
この相場が109.50で下げ止まり、再び110円を目指して動いたとしたら、この投資家の収支はどうなるでしょうか?もうお分かりですね、110円から109.50に下げた時の50pips分、そして次はドテンで建てた109.50の売りポジションで損失がでます。仮に110円まで戻したとしたらちょうど50pips、合わせて100pipsの損失となり、これをドテンの往復ビンタといいます。
なぜこのようなことが起きるかというと、一度外してしまった相場観がドテンの時にまたもや外してしまったという「2連敗」になっているからです。
もし筆者であれば、こういう時は109.50で損切りをしたのであればドテンを入れることなく一度様子見モードに戻します。いったいなぜ前回のトレードは失敗したのか?という理由が明確になるまでは次のポジションを建てません。
ここまでをお読みになった方は、「やっぱりドテンは危険」と思われたことでしょう。実際に往復ビンタのリスクがある以上、初心者の方は安易にやるべきではないと思っています。
しかし、ドテンも捨てたものではありません。ドテンが有効な場面もあります。有効性が証明されているのは、例えば米国雇用統計のように相場がお祭り騒ぎになるような時には指標発表直後の相場が一気に一定方向に動きます。100pipsを超えるような値動きも珍しくないので、そのチャンスで大きく取りたいと思う方は多いと思います。
そこで使いたいのが、ドテン注文です。ドル高に動くと予想した場合、買いポジションの指値注文を入れておくわけですが、そうならない確率も50%あるので、その場合にも儲けが出る方法を考えたいところです。そこで活躍するのが、逆指値とドテンです。
2018年07月14日
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