スイングトレーの全体イメージ

スイングトレードは、FXで考案された手法ではありません。

もともとは株式投資の世界で多用されてきた手法で、それをFXに応用したのが現在の姿です。

株は基本的に買いから入って、売りで終了します。FXで言うところの買いポジションからの参戦がほとんどです。もちろん、信用売りなどの方法もありますが、それは置いておいて。。。

デイトレードだと細かい相場の変動を利用して細かい利益を何度も上げることで稼いでいくことになりますが、スイングトレードは取引回数をそれほど多くはせず、ここぞという時にポジションを建てて、ここぞという時に売ります。

つまり、一度のトレードで大きな利益を狙うのが特徴です。少々の利益であれば決済せず、もっと利益が大きくなるのを待ってポジションを保有し続けるので、雰囲気に流されない精神力といいますか、安定感のようなものが求められます。

一度のスイングトレードで狙う利益は、だいたい100pipsくらい。

ドル円、ユーロ円、ポンド円などの対円ペアであれば、1円の値幅です。デイトレードで1円動くことはあまりないので、それよりも中期スパンを狙った取引であることがお分かりになると思います。

スイングトレードを成功させるには、スイングトレード向きの値動きをする通貨ペアを狙うのが得策です。

次回は、スイングトレード向きの通貨ペアから考えていくことにしましょう。